稲作よりも歴史が古い里芋は主食だったのでは。 芋類は主食に成り得るのが多い。
お早うございます。 ヒロくんです。
皆さんは里芋が好きですか。 私は芋の煮っころがしが好きですね。
あとは芋煮会で食べる里芋。 これは自然の中で仲間とワイワイやるから猶更(なおさら)美味しく感じられます。
中学校の頃に仲の良い男女で汽車に乗り広瀬川の上流の方へ行き、芋煮会をしました。鍋や食材等は分担して家から持ってきます。
水は川の水を沸騰させて使いますが美味しかったですね。
今とは違い川の水が汚いとか思わない頃のお話です。
やはり結構歴史のある野菜で、稲作が広まるまでは主食だったのではと思われています。
さつまいも程の満腹感は得られませんが、それなりにお腹の足しにはなります。
里芋ってどんな野菜
株の中心に親芋があり、そこから子芋が分球していきます。
とにかく古くから親しまれてきた野菜ですね。
昨今はレシピが何百とあるらしいです。 何でも黄な粉をまぶしたものもあるとか。 きっと美味しいだけじゃなくて栄養価も高いのでしょう。
また、古くから縁起物として用いられ正月料理にも利用されていますが、その風習は日本全土に残っている。
里芋の豆知識
- 原産地はどこでしょう インドからインドシナ半島にかけて
- 何科かな サトイモ科
- 日本へはいつ頃伝わったのでしょう 縄文時代に中国から
体への効能
様々な栄養素があります。
あまり聞きなれないですがガラクタンという栄養素があります。
里芋にはネバネバしているのが特徴ですが、そのネバネバの食物繊維(しょくもつせんい)に「ガラクタン」「グルコマンナン」という栄養素があります。
「ガラクタン」も「グルコマンナン」も水に溶けるので水溶性食物繊維です。
「ガラクタン」の効能は
- 食べ過ぎ防止に効果
- 糖質の吸収を緩やかにし血糖値の上昇を抑える
- 便秘に悩む人には嬉しい整腸作用がある
「グルコマンナン」はこんにゃくの主成分です。
効能は
- 血糖値の上昇予防
- 血中コレストロールの低下
サトイモにはその他、
- 高血圧予防
- 肥満予防
- スタミナのアップ
- 肝臓強化
- 胃や腸の壁の潰瘍予防にも役立つ
等、様々な効能があります。
但し、何でもそうですが摂りすぎると良くない事があります。食べ過ぎない様にバランスよく頂きましょう。
栽培時期
4月下旬から5月上旬
後書き
里芋は水が好きです。 畦を作ってから溝を掘るのではなく、苦土石灰をまいて耕し、整地した時点で溝を掘ります。 雨が降ると水が浸み込んで行きやすいです。
それに結構土寄せをしますからスペースは広めが良いですね。
里芋の種芋は斜めに置くと良いと随分前に聞いた事があります。 最初はそのようにしていたのですが最近は溝に対して直角です。
収穫の状態はさほど変わらない様に思います。
あの話は何だったんでしょう。
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。