水はけが悪いのが酷くなっているのか、何時も濡れている長ねぎ。現在は1本も無い。
お早うございます。ヒロくんです。
先日、分けつ長ネギの事を4記事に渡って書いてきましたが、実は長ネギも大分残っていたので同時に庭へ移植する事にしました。
借りている畑で長ねぎ栽培を始めてから何年経つんだろう。鍋好き家族には無くてはならない食材です。毎年、畑仕事を始める前に考える事は長ねぎの場所です。
人によっては長ネギに連作障害は無い。
いや2、3年に一度は変えるべき・・・と、検索してもまちまちですね。確かに数年連続で同じ場所に苗を植えても、良い物が収穫出来ています。
でも、やはり気にはなりますね。それで長ねぎの2畝を中心にして毎年移動する事にしました。もう20数年以上実行しています。
ところが、何か変なんですよね。前は収穫の為に掘ればある程度乾いた土が出てきますが、ここのところ泥がへばりついた感じで出てきます。
落とそうとしても簡単に落ちませんね。
以前は、畑と県道の間に用水路がありました。すぐ傍に交差点があるんですが右折車が4、5台溜まると渋滞になります。
苦情が出て2、3年前に工事が始まり畑の前辺りから右折専用道路が出来ました。
それで先程の用水路が暗渠(あんきょ)に姿を変えました。その上が歩道になった訳です。歩く人は殆んどいませんが。
暗渠とは地面の下に堀や川を通して、上を歩道とか車道にします。昔ながらの地域では堀端があり、そこには大きな鯉が沢山泳いでいました。
食器を洗ったり洗濯をしたりと。そんな姿はよく見かけられましたね。
現代はそういった情緒ある姿は殆ど姿を消しましたが、みんな暗渠になったのでしょうか。それにあの鯉はどうしているんだろう。
そんな事を話すお年寄りも減ってきました。
次の年からですね。何となく水はけが悪くなった気がするのは。裏には砂押川があります。要するに川と用水路に挟まれている畑です。
工事が不完全で水が漏れているのか度重なる大地震で、地下で地割れを起こし川の水が浸み込んできているのかもしれません。
と、思いたくなる程長ネギに黒い泥がへばりついています。それで、残りの長ネギを庭の畑へ移動する事にしました。
一昨年の暮れから考えていたんですが、本日、朝は小雨が降りましたが、その後久しぶりに晴れました。明日の天気はどうなるか分かりませんので決行します。
残りは50本位、おデブから痩せ迄さまざま
2畝の残りはこれだけです。冬の期間中に枯れた葉が下に垂れ下がっていますね。
分けつ長ねぎも8個残っています。見る度に青々としてきましたね。これも何れは移植します。今日の長ネギの移植で場所が決まると思いますが、今月中にはやりたいですね。
掘り始めるが、土が濡れている
やはり、朝方の小雨で葉が濡れていますね。本当は晴れた日にやりたいのですがね。今週もぐずついたお天気になりそうだし、予報官は「寒の戻り」って夕べ言っていましたね。
まあ、今頃は毎年同じ感じです。それにしても去年からこの畑は乾いた土を見た事が無い。
小屋前の長ネギは数が減った様な
年を越せなかったものが何本かありますね。隙間が空いています。ここのは残った貧弱な苗を仮植えして育て、定植した長ネギです。
そのせいか幅が5㎜の物も3本ほどありますね。逆に4㎝くらいのが多数あります。
何ヶ所かに分けて抜いていきます。やはり両側からスコップを入れないで抜くのは危険が伴いますね。1本切っちゃった。ゴメン。
おデブと良い体形のと、未熟児みたいな5ミリ位のと様々ですね。
もう少しで抜き終わるので、ここで枯れた葉を出来るだけ切り取ります。完全に剝けば綺麗に見えますが、まだ寒いですよね。風邪をひいたら大変。
この枯れ葉は切れそうで切れにくく、まだ生きているんですね。
ここを借りるようになって直ぐに隣の老御夫婦と仲良くなりました。色々と栽培の仕方を学びましたね。現役の農家の人のアドバイスは適切です。
このお爺ちゃんに仙台曲がりねぎの作り方を学びました。でも「やとい」の事を「やどう」と言っていましたね。
お爺ちゃん曰く「野菜は綺麗に作る」が今でも耳に残っています。
大分綺麗になったでしょう。お爺ちゃんみたいにはいきませんでしたが。忘れていましたけどこの枯れた葉を集めるのに時間がかかってしまいました。
取りながら葉のクズを袋に詰めて行けば楽だったんですが、ちょっと失敗。
さて溝を掘ろう
流石に車の中は長ねぎの臭いで一杯です。寒いのに少し窓を開けて車を走らせます。
この前に分けつ長ねぎの為に野菜クズとか雑草を集めた場所があるので、移植するのはここにします。出来れば5月迄は食べ尽くしたいんですが無理かな。
溝を掘る事にします。