キャベジンはキャベツにしか無い栄養素だって。皆さん知っていましたか、でも。
お早うございます。ヒロくんです。
キャベツにはビタミンUという栄養素があります。これはキャベツから初めて発見されたと言われています。これをキャベジンと言います。
私は某薬品の製品名で胃腸薬と言うのは知っていましたが、栄養素の名称をそのまま使うというのは凄いですね。よく商品名の申請が通ったと感心しています。
しかもキャベツにしか含まれていない栄養素だとか。子供用の教育サイトに載っていたのですが、これはどうやら間違いの様ですね。
気になって調べたら
キャベツなどの緑色野菜に含まれている物質でキャベツだけでは無くパセリ、トマトやレタス等に多く含まれるビタミン物質という事でした。
という訳で今回は薬膳としても重要な位置を占めるキャベツのお話です。
キャベツの効能
何しろ「食べる薬」と異名が出るほど体に優しい野菜です。虚弱体質の子供にはスープにして飲ませると良い効果を現わすとか、
先程、ビタミンUのことをご紹介しましたので、ここではキャベツに含まれるビタミンKを御説明しましょう。
ビタミンKは骨の健康を保つのに必要な栄養素です。
カルシウムが豊富な食材としては豆腐、小魚や牛乳やチーズですね。
野菜としてはキャベツ自体もありますが、100g当たりの含有量が多い枝豆、チンゲン菜やケール等が考えられます。それらと一緒に食べる事で骨粗鬆症予防の効果が期待できます。
まさに「食べる薬」ですね。
主な働きとしては
- 胃酸の分泌抑制
- 胃の粘膜の再生
- 胃粘膜の新陳代謝の促進
- 肝臓障害にも効果
飲み過ぎや食べ過ぎ、その他にもストレスで胃潰瘍になったり、胃炎になったりした場合も効果があるんでしょうね。
キャベツの豆知識
- 原産地はどこ ヨーロッパ
- 何科 アブラナ科 アブラナ科を多く食する人は、死亡リスクが低下すると聞いています。体に優しく効きやすい効能があるのでしょうか。
- 日本へはいつ頃伝わったのかな 18世紀の初めにオランダより長崎へ伝来
栽培時期
昨今は品種改良等で1年中食べられるようになったキャベツですが、家庭菜園では寒さ対策が大変です。
- 夏蒔き:7月下旬~8月中旬に種を蒔き:10月~11月に収穫 真夏を乗り越えるので虫対策が重要ですね。
- 秋蒔き:9月中旬~10月下旬に種を蒔き:翌年5月~6月収穫 虫の被害が一段落していますから意外に管理は楽です。特に寒さ対策をしなくても翌年良い物が採れます。
※種をお求めになる時は、蒔く時期に合ったものをお求めください。袋の裏に印刷してあります。
虫対策
秋蒔きは虫が本格的に動く前に収穫出来ますから、あまり心配はありません。
春蒔きは仮に5月上旬に蒔いても良い物が採れますが、虫の格好の餌食になります。トンネルで囲うのが一番良いですね。
その際一匹でも侵入されると下の画像の様になりますから、ネットの下は隙間の無いように土で埋めましょう。青虫はとにかく食欲が凄いですからご覧の通りになります。
これはネットをかけないで、虫取りに悪戦苦闘をしている頃のです。
何十匹と取り安心して2日目頃に畑に行くと、破れ団扇の様になっています。とにかく食欲が凄い虫です。大食いタレントも真っ青かも。
後書き
私は当初は完全な自己流で野菜を作っていましたが、キャベツの青虫には往生しました。最初に人にアドバイスを受けたのがキャベツの虫の事でした。
その人は「指で捕まえて潰せばいいから」
それで、会社に行く前とかに畑に寄り虫取りをしました。流石に指では捕まえられず割りばしで挟んで地面に落とし足で潰す感じでした。
葉の裏とかにも結構いるんですよね。いつの間にか20分位で何十匹も捕まえる様になりましたね。
そして指で掴めている自分に気が付きました。嬉しいんだか悲しいんだか分からない不思議な感じでした。
これは虫食いが無く、綺麗な物が採れた画像です。 |
防虫ネットを使うようになったのは5年くらい前ですね。それでも虫は入ってきます。一匹入ればお終いですからね。
最近はブロッコリーと一緒の畝で作る様になりましたが、栽培方法が同じ溝施肥です。