古いだけに種類が多い野菜。あなたの地域はどんなカブ
お早うございます。ヒロくんです。
家庭菜園を始めた頃は盛んに、小かぶを作りました。
簡単に出来るから素人にも作り易かったのですが、そのうち大根とかも作り始めると滅多(めった)に作らなくなった野菜になってしまいましたね。
大根の間に種を蒔いたら小かぶを通り越してソフトボールよりも大きくなったことがあります。作る側としては面白い野菜ですよね。
だいぶ前にかぶは若さを保つには良い野菜だと聞いた事があります。
久しぶりに作ってみましょうかね。
小かぶってどんな野菜
かなり歴史の古い野菜で、面白い事に天下分け目の大戦があった関ヶ原(せきがはら)辺りで分かれるらしい。
東日本はアジア系でツルツルしている。
西日本はヨーロッパ系で葉や茎に毛が多い。
古いだけに結構品種が多くビックリしました。滅多に無い事なので列記しますね。
Wikipediaさんのを参考にして掲載察せて頂きます。有難うございます。
日本のかぶの種類
- 金町小かぶ(かなまちこかぶ) 東京の在来種、日本で最も生産量が多い
- 京小町かぶ(きょうこまちかぶ)
- 聖護院かぶ(しょうごいんかぶ) 京都の伝統野菜の1つ、日本最大種
- みやま小かぶ(みやまこかぶ) 金町小かぶと東京の在来種の2系統を自然交雑
- 東京長かぶ(とうきょうながかぶ) 別名「滝野川かぶ」「品川かぶ」
- 天王寺かぶ(てんのうじかぶ) 西日本で利用される代表的な中型種
- あやめ雪(あやめゆき)
- 大野紅かぶ(おおのべにかぶ) 北海道道南地方の大野町(現:北斗市)
- 肘折かぶ(ひじおりかぶ) 山形県最上地方の肘折温泉で栽培
- 温海かぶ(あつみかぶ) 「かのかぶ」とも。山形県鶴岡市温海地区の特産
- 藤沢かぶ(ふじさわかぶ) 山形県鶴岡市藤沢地区
- 宝谷かぶ(ほうやかぶ) 山形県庄内地方で焼畑農法でつくられる在来品種
- 木曽紅かぶ(きそべにかぶ) 長野県木曽郡の在来種
- 金沢青かぶ(かなざわあおかぶ) 石川県の伝統野菜
- 飛騨紅かぶ(ひだべにかぶ) 岐阜県高山市を中心
- 今市かぶ(いまいちかぶ) 奈良県の在来の早生小カブ
- 片平あかね(かたひらあかね) 奈良県山辺郡山添村片平で古くから作られてきた大和伝統野菜
- 飛鳥あかね(あすかあかね)
- 日野菜かぶ(ひのなかぶ)
- 近江万木かぶ(おうみゆるぎかぶ) 滋賀県の在来種
- 津田かぶ(つだかぶ) 島根県松江市津田地区の在来種
- 弘岡かぶ(ひろおかかぶ) 高知県の在来種
- 黄かぶ(きかぶ) 日本には馴染みが薄い西洋系品種
- 黄金かぶ(おうごんかぶ)
地元のかぶがありましたか、私の県の名前は出てきませんでした。でも多いですね。それだけ体に良く、しかも酢漬等、漬物に合っていたんでしょうね。
小かぶの豆知識
- 原産地はどこ 地中海沿岸です
- 何科 アブラナ科
- 日本へはいつ頃伝わったかな 中国か朝鮮半島あたりから伝わって来た。一説には弥生時代ではと言われている。日本古来の物は味が良い。明治時代には西洋からも入ってきたが、味が今一で不評。
体への効能
流石に古くから栽培されてきただけあって、素晴らしい効能がありますね。
消化酵素であるアミラーゼが豊富で、ビタミンC、カリウム、鉄、葉酸、食物繊維(しょくもつせんい)も豊富に含まれています。
特に株の葉にはβ―カロチンが豊富です。
活性酸素(かつせいさんそ)と呼ばれ、がんや老化、免疫機能(めんえききのう)の低下などに関わる物質の発生を抑える『抗酸化物質(こうさんかぶっしつ)』の働きがあります。
さらにβ‐カロテンは、体の中でビタミンAに変化します。ビタミンAは、皮膚や粘膜の免疫力を高める働きがあります。
ビタミンAが不足すると、皮膚や粘液(ねんえき)が乾燥しますので、寒い時期や季節の変わり目にぜひ摂りたい栄養素の一つです。
喉(のど)や肺(はい)などの呼吸器系統(こきゅうきけいとう)を守る働きがあると言われていますからね。
栽培時期
3月中旬~4月
9~10月上旬
後書き
秋は大根が作れますから、カブ類は春蒔きが良いですね。
小から大迄作ると楽しみが増えますから、生育を見るだけでも心が癒されることでしよう。
是非、作って見て下さい。
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。