日本ではカリフラワーの方が先に流通して栽培。それは色が白いからかも。
お早うございます。ヒロくんです。
皆さん、カリフラワーお好きですか。何となくブロッコリーの方が食卓に上がるのが多いかもと思います。個人差かも知れませんが。
それにしてもカラフルですね。一体何色あるんでしょう。
意外やカリフラワーはブロッコリーが突然変異して、この世に生まれ。
それを品種改良して今日の姿になったとか。初めて見た人はビックリしたでしょうね。
日本に入ったのは明治の頃です。政府は洋食文化を国民に積極的に摂り入れさせようと考えます。
ご飯、みそ汁、漬物が主で、たまに焼き魚が出る日本の従来の食文化では、体格的に外人に見劣りするからです。
日本に来た外国人教師も日本人の貧弱な体格にビックリしたそうです。
それには食事の改善と思った政府は洋食を奨励するわけですね。肉を食べさせ野菜が豊富なサラダを食べさせる。
すると日本人は白い野菜を求めるようになります。
そうした時代背景にカリフラワーはもってこいの野菜だったようです。サラダには欠かせない野菜となって行きます。
農家の人は要望に応えるように盛んに栽培を始めたのでしょう。
単純に白いからともてた訳では無く、効能も良かったのではないでしょうか。これからご説明しますね。
カリフラワーの効能
カリフラワーはキャベツの仲間でケールが先祖です。先祖という言い方も変ですね。ブロッコリーもそうですがカリフラワーも花蕾を食べます。
ケールの蕾=ケールの花を食べる それでカリフラワーと言う名がついたとか。
ブロッコリーの方がカリフラワーよりビタミンCが多いと言われていますね。逆に加熱されるとカリフラワーの方が損失が少ないとの事です。
ビタミンCはご存知の様に皮膚や粘膜の健康を維持するのに必要な栄養素です。
少なくなると睡眠不足や疲労などのストレスを起こしたりしますね。
体内で作られないのでビタミンCが豊富なカリフラワーを摂る事をお勧めしたいです。
他にも貧血対策に効果を現わす鉄分や、塩分の体外排出に貢献するカリウム、便秘に効果を現わす食物繊維が豊富です。
色も多彩ですね。色の違う野菜をバランスよく摂取すると体に良いと聞きますが、カリフラワーがこれだけ多くの色が揃うと、相当に体に良さそうですね。
私には無理ですが、ご飯の代わりにカリフラワーを食べた人がいたそうです。それだけシャキシャキして美味しかったのかも。
カリフラワーの豆知識
- 原産地は 地中海沿岸
- 日本へはいつ頃伝来 明治元年
- 何科 アブラナ科
- 花蕾を白くしたい時 このままでは陽に焼けて黄色っぽくなります。白っぽくしたい時は花蕾が5㎝位になったら外葉で囲って紐で軽く結びます。
※苗から育てる方はお店の人に聞いてからお求めください。
後書き
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。