スコップはあるけど、鍬も必要でしょうね。後は何がいるのか全然見当もつかないし。
お早うございます。ヒロくんです。
家庭菜園を始めたい。でも何から始めたらいいか分からない。そんな方が多いですね。やみくもにやると長続きしませんから、じっくり考えて準備をしましょうね。
今日は家庭菜園をする為に必要な道具選びです。
かなり前から家庭菜園の関心を持つ人が増えてきました。
古くから野菜作りをしている人はある問題があってからですね。
詳しい事は忘れましたが、野菜を作るためにかなりの農薬を使用していることが明るみに出ました。
害虫や病原体をそのままにしておく訳にはいきませんのでね、やむを得ないと思う人も多かった様な気がします。
しかし、それを食べるのは人間です。当たり前ですけど害虫を殺す農薬が人間に影響を与えないわけがありません。
農薬の量を適切にまけば心配は無いらしいけど・・・気にはなる。
そこで家族、特に小さい子供には農薬を使わない野菜を食べさせたい。
そう言う親が増えてきました。
野菜を作る人がそんな感じで増えて行ったのですね。
やがて家庭菜園と呼ばれるようになりました。
お店に行くといっぱいあって迷う。衝動買いしないようにね
さあ、家庭菜園を始めましょう。道具を買い揃えなくちゃあ。なんて思いますよね。
新しい事を始めるのはとてもウキウキします。
家庭菜園って意外といろんなものが必要になります。
まずどこに畑を作るかが大事です。
例えばベランダでプランターを用意して始めたいのであれば、スコップや鍬は必要ないですよね。
ご自分がこれから畑を作る場所によって道具も変わってきますので、良くお考えになって下さい。
それでは、庭に小さな畑を作るという前提で書き進めてまいります。
どうぞお付き合いください。
最初はこれだけあれば何とかなる
お庭に小さな畑を作るって楽しいですよね。
何よりも太陽の光を浴びて楽しみながら畑仕事をして、気持ちの良い汗をかく。これは健康の為にもすごくいい事ですし、無理さえしなければ体を丈夫にしてくれます。
それでは、必要な道具をご紹介します。
画像があった方が良いなと思い、何時も行く近くのホームセンターに行って撮ってきましたが、お店の宣伝の様になってしまったので急遽自分が長年使っている道具にしました。
使い古した道具ですが我慢して見て下さい。
心機一転で新しい道具を揃えたいと言う方もいらっしゃると思います。この記事を参考にして必要なものを買い揃えて下さい。
一つだけ、値段で選ばないで、ご自分の使い勝手の良さでお決めになって下さいね。例えばお年寄りは鉄の鍬で無く、軽い材質の鍬を選ぶとかです。
長靴
畑で作業する時は長靴は必需品ですね。
でも、雨とか雪が降ったりとか車を洗う時に長靴をはきますよね。それで十分ですよ。
使った後に洗っておく習慣をつけておけば、泥を表まで引っ張る事もありませんしね。
グローブ(手袋)
これは軍手でも十分ですよ。専用のグローブを使っても軍手でも作業が終われば手を洗いますよね。
ですから、お好みでよろしいと思います。
ただ、軍手は汚れがひどくなったり、誤って濡らしたりすると捨ててしまいます。
専用の作業手袋(グローブ)等は洗って乾かしておけば何回でも破けない限り使えますから、長い目で見れば経済的と思います。
軍手も厚手とか色々ありますからね、手を痛めない様な暑さのを選ぶと良いと思います。
除草ガマ
まず、雑草取りから畑仕事は始まります。
庭の草取りも兼ねてやると効率的ですよね。
このカマは鉄製ですので結構丈夫ですし、特に畑の雑草は根っこごと取らないと直ぐ生えてきますから、
これで根の辺りへ刺して引っ張るとごっそり取れます。
8年くらい使っていますが、まだまだ頑丈ですね。ぐらつきもしませんし曲がりもしません。
剣先スコップ
先がややとがっている様なのが剣先スコップです。
先が広がって平らなのが平スコップですが、家庭菜園は剣先スコップで十分で、平スコップは通常必要ありません。
これでスコップ分の深さを掘り返して下さい。約30㎝かな。
鍬(くわ)
鍬も色々と売っていますが、ご自分が使い易い物にして下さい。
1000円前後から3000円台と色々ありますが、私は980円の物を買って使っています。買ったのは30年ほど前です。今だに丈夫ですよ。
これで、苦土石灰をまいた畑を耕したり、肥料等を入れて又耕したりします。
最後に畝たてといって畝の間の土を集めて耕した上にかけていきますが、最終的に畝の形を作っていきます。
畝は最低でも10㎝位高くしないと水はけが悪くなります。
鉄では無いので軽いので使い易いです。鉄製の重く長いのもありますが、夢中になってやっていると腰をやられますから画像の様なので十分です。
里芋は例外で種芋を植える時は畝たてをしないで埋めていきます。
後に育つとともにごっそりと土寄せをしますが、水はけの悪いところに種芋を植えると良いと言う人もいます。
野菜作りは地域によっても違ってきますからね。
この辺は自己責任でお願いします。
移植ゴテ
これは肥料を蒔く時とか苗を植える時などに使います。
鍬やスコップ等と同じに必要なものですね。
普段お庭で使っているもので十分ですよ。あれば、わざわざ買う必要はありません。
ジョウロ
これも庭があるご家庭ではあるものですね。
あれば買う必要はありませんが、無ければお求めになった方が良いですね。
ただ、最近の物は壊れやすいので困りますね。
私は2年に1回は買い替えています。
剪定はさみ
これは必要ですね。キュウリとかトマトとか慣れると指でヘタが切れるようになりますが、たまに失敗する事があります。
特にキュウリやナスはトゲがありますから痛い思いをしますね。
これもお宅にあれば、それを使って下さい。
ホー(草かき)
お庭の場合は必要ないかもしれません。
かなり広い畑だったら別ですが、私の家の庭も必要としませんが。でも、もし菜園とか借りられる様になったらあると便利です。
立ちながらある程度の草を根こそぎ取ることが出来ますからね。
広い畑の場合ですが、雑草とか野菜くずをわざわざ持ち帰ってゴミに出すのは大変です。
畑の端に適当な深さの穴を掘って私はそこに捨てています。
うっかりしていると雑草は大変な高さに伸びますから、ゴミ袋の「大」が何袋も必要になります。
その点捨て穴を掘ると楽です。
捨て穴がいっぱいになったら土を戻して埋めますが、その時この道具があると楽に埋め戻しが完了します。
鍬でやると腰に来ますから良いですよ。
支柱
家庭菜園を始める方の殆んどはトマトを作りたいという人が圧倒的に多いと聞きます。
私もそうでした。初めて出来たトマトを食べた時思いました。
「子供の時に食べたトマトの味だ」と。
そのトマトを作る時、キュウリもピーマン、ナスも支柱が必要です。
家にある支柱です。
初めのうちは山が近いので細い竹を取って来て支柱にしたのですが、いつの間にか増えてしまいました。
トマトやキュウリは自分が手を伸ばした位置まで伸びてきたら、そこでもう伸びない様に切ります。その後は脇芽を伸ばす訳ですね。
ですから220㎝位の支柱が必要になります。
ご自分が作られる野菜に合わせて用意すると良いですね。
麻ひも
専用のテープもありますが、私は麻ひもを使います。
トマトやキュウリが伸びてきた時茎や蔓を支柱に結びます。大体8の字型に何回か回して結びます。
蔓等が成長して太くなって、窮屈(きゅうくつ)にならぬ様に結ぶためです。
それにうっかり外したり落としたりしても何れ土に帰ってくれます。
自然に優しいですよね。
巻き尺(メジャー)
これは畝幅(うねはば)を計ったり、大根などの場合大体30㎝間隔で種を蒔きますから、同じ間隔で見た目にも綺麗に
なんて思われる方はあった方が良いかもしれません。
でも、長くつの長さで大体の30㎝は測れますから絶対必要という訳ではありません。
慣れて来ると人間の感は素晴らしい働きを示してきますから。
包丁
これは何処のご家庭にもあるものですね。
使い古しの物で結構です。
使い終わったら洗って乾かすのは同じです。
たまにアルコールで消毒すると良いですが、小さいお子様がいるお宅ではしまう場所には気を付けて下さいね。
家庭用のとは分けて菜園専用にして下さい。
雑菌が移る可能性があります。
私は洗ってから乾かして布でくるみ、専用の道具箱に入れています。
アメリカンレーキ
これは先ほどの草かきでかいた雑草を集める時や畝たてした畝の表面をならす時に便利です。
しかし、お庭の畑ではいらないですね。
長いのでうっかり窓ガラスにぶつけると大変。
これも使いながら覚えていくものですね。
畝に土の塊が多い時にたたいて砕いたり、裏を返して平らにしたりと便利な道具です。
私の庭の畑もそうですが、狭いとかえって使いずらいですね。
塩ビ管
これは最終的に畝の表面をならす時には最適ですね。
先程のレーキも良いですが、狭い畑ではこれが一番です。
これもこんな短くはばら売りしないと思いますが、お近くのホームセンターで聞いてみると良いですね。
無ければ木の板でも代用できます。本来は木の板を使うものだと思います。
お近くに新築現場があれば結構捨てていますから相談するのが良いかな。
多分、快く頂けると思いますが。これも自己責任でお願いします。
肥料等
肥料は野菜のご飯とおかずみたいなもので、無いと良い野菜は育ちません。
苦土石灰、醗酵牛糞堆肥(はっこうぎゅうふんたいひ)、化成肥料、油粕(あぶらかす)は最低必要ですね。
苦土石灰
日本は雨が多く酸性土壌が多いです。
殆んどの野菜は中性か弱酸性を好みますので苦土石灰をまいて調整します。
これは地域や作る野菜によってかなり違ってきます。
一概にいくらとは言えないのです。
それで酸度計というものが売られています。
お近くで家庭菜園を長く上手にやっている方がいれば、お聞きするのが良いですね。
家庭菜園をしている方は優しい人が多いです。気持ち良く教えてくれるでしょう。
いらっしゃらなければ通販で売っていますね、以前と違い1000円しないです。
いなければお近くのJAに聞いてみるのも良いですね。
1㎡に何グラムとか野菜によって違ってきます。
多すぎたり少なすぎたりするとせっかくの野菜が病気になったりしますから、とても大事な事です。
醗酵牛ふん堆肥
醗酵して完熟な堆肥をお求めになって下さい。
ご飯みたいなものですね。直ぐには効きませんが効き始めると長いです。
野菜作りの基準みたいなものです。
化成肥料
補助的ですが、即効性があります。
化成肥料はご存知のように化学肥料ですので多量に長年使っていると畑が荒れてきます。
この頃、有機化成肥料というものが出てきました。
そちらをお勧めします。
追肥とかに使われますが、牛ふん堆肥をまく時にも使います。
ウクライナ戦争が始まる前の画像です。今では値段が倍位かな。
家庭菜園もお金持ちの道楽になってきた。と、あるおじさんが言っていました。
油粕
油粕はトマトやナスなどのナス科の野菜に必要です。
大豆や菜種などを絞って出てきたカスです。
これが野菜に効きます。
自分で作る人もいますがガスを発生するので気を付けて下さい。
量も守らないと野菜が肥料やけを起こしたりしますので、良く調べてからお使いください。
計量カップ
上記の肥料等を計るカップですが、私は持っていません。
その代わり子供が小さかった頃遊んでいた「ままごと」のおもちゃを使っています。
例えばコップでここまで入れれば10g、30gとか線を引いておけば、この野菜の追肥は化成肥料が1㎡に付き30gと書いてあれば
その線までの分を追肥すれば良いと分かりますのでカップの代わりにはなります。
例えば白菜は株の周りから少し離して、周りに化成肥料を30gパラパラとまき、土とよく混ぜて株元に寄せるようにします。
それに大人の一握りは約30gと教えてくれた人がいます。
私は大体それでやっていますよ。
フルイ
種に土をかける時はフルイを使用して下さいね。均等にかけるのも大事です。
気軽に相談できる人を作ると後々楽になる
家庭菜園は簡単な様で難しい面があります。
ただ植えればいい、ただ種を蒔けば芽が出て来ると言うものではありません。
その前の準備が結構大変です。
本を見ただけでは分からないことが多いですから、誰かお近くに野菜作りを長くやっている方がいれば
お友達になって教えて頂くのが一番良いですね。
最初は訳が分からなくても、段々に言っている事が分かる様になってきます。
そうなれば良い野菜も作れるし、もっと楽しくなってきます。
是非、気楽に相談できる方を作って下さいね。
まとめ
野菜作りには様々な道具が必要です。
最初は最低限の道具で始めた方が何が足らないか分かってきます。
庭ですので余計な物を買ってしまうと置き場所にも困りますしね。
この場所でやるには
あんな道具があればもっと楽になるとかですね。
どうせやるなら楽しく野菜作りをした方が良いです。
お庭の状態によっては、せっかく作った畑の土が流れない様に工夫をしなくてはなりません。
ブロックを並べて土留めをするとか必要になってきます。
これもまた楽しいものです。
真っすぐ同じ高さにするにはどうすれば良いかとか
考えるだけで私は楽しかったです。
使い易い道具を徐々に揃えて、楽しく野菜作りをして下さい。
最後に、
帽子や汗拭き用のタオルも必要ですね。夏が近くなると熱中症の心配も出てきますから。
飲み水は身近な日陰にところにおいてください。
庭の畑とはいえ、油断は禁物ですから。
「畑づくりに必要な事」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。