家庭でパセリが一株あると重宝ですね。お刺身のつまにも利用。
お早うございます。ヒロくんです。
今回はパセリです。
最近、免疫力が話題になっています。外から体の中にあらゆる手段で害のあるものが入ってきますね。
それ等の細菌を活動できない様に駆除するのが、我々の体の中にある免疫力です。善玉菌というのもその中の一つの存在です。
それらを手助けするものを多く含んでいるのが野菜ですね。伊達に大昔から食べられてきたわけではありません。
これからますます免疫力を高めていく必要があります。
パセリの効能を調べたら驚きましたね。とにかく野菜は素晴らしいです。
パセリには葉が縮れたカーリーパセリと、葉の平たいイタリアンパセリの2種類があります。我々が作るのはカーリーパセリですね。
パセリを利用したレシピは数多く存在します。
正直、刺身についていれば醤油をつけてかじったりして食べていても、持ち合わせている知識は防腐の役目かなと思っている程度でした。
それが・・・。
パセリってどんな野菜
刺身の脇にちょこんと乗っかっていますね。緑が綺麗ですが色どりの為だけで添えられているのではありませんよ。
パセリにはたぐい稀な人体に及ぼす良い効能があります。
このほかにも、ビタミンAやCによって免疫力が高まって風邪を予防してくれ、胃腸の機能を高めて食欲を増進させる効能も期待されています。
パセリに含まれるビタミンKやカルシウムの働きは、骨や体を健康に保つことができますね。
パセリの豆知識
- 原産地はどこでしょう 古代ギリシャや古代エジプトでは食用として食べられています。ヨーロッパ中南部、北アフリカにかけての地中海沿岸が原産地ではないかと言われている。栽培はイタリアが起源と言われているが古代ローマを指しているのか定かではない様だ。
- 何科 セリ科の2年草※2年草とは種を蒔いてから1年以上経ってから花を咲かすが、2年以内に枯れる植物
- 日本へはいつ頃伝わったの 珍しく中国では無く18世紀にオランダ人により長崎に伝わった。
体への効能
パセリは豊富な栄養素をバランスよく含む香草ですが
人によっては臭いが嫌だという人がいますが、これは勿体無いです。
パセリの臭いには口臭を予防、緩和する働きを持つ「アピオール」という成分が含まれています。
これが口臭の原因となる殺菌の繁殖を防ぎます。
その他にも
- βカロテン
- ビタミンC
- ビタミンK
- ビタミンE
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- カリウム、カルシウム
- 鉄分
など多くの体に良い成分を持っています。
いくつかの効能を取り上げてみますね。
【貧血の予防】
貧血は血中のヘモグロビンが減少することで起きます。
鉄分は、ヘモグロビンの材料となるし、パセリに含まれるビタミンCは鉄の吸収を助けます。貧血気味の女性や妊婦さんの強い味方になる可能性があります。
【生活習慣病の予防、抗酸化作用】
生活習慣病は、活性酸素による血管や細胞の酸化が原因で動脈硬化や高血圧、脳梗塞、糖尿病といった症状が引き起こされます。
パセリには
βカロテン:活性酸素を体内から取り除く抗酸化作用がある
クロロフィル(パセリの緑色の色素):血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあり、血液をサラサラにする
【美肌効果】
βカロテンは体内でビタミンAに変換される。
パセリに含まれるビタミンC:コラーゲンの生成を助け、肌のハリやツヤを増やす
ビタミンA:皮膚や粘膜を強くする働きがあるので肌荒れなどを防ぐ効果が期待
【むくみの改善】
パセリにたっぷりと含まれるカリウムは利尿作用がありますので
体内から余分な水分を排出する機能を高めてくれる。
【口臭予防】
アプオールなどの成分は、口内の雑菌の繁殖を弱め、口臭を抑える効果があります。
栽培時期
パセリは2年草ですから2年にわたって楽しめます。
4月~10月と種蒔き時期は長いですが、暑さには弱いですから春蒔きが良いでしょうね。
パセリの冬ぞなえ
パセリは2年草なので翌年も収穫出来ますし寒さに強い野菜です。
それでも5℃を下回ったりする地域では、霜が降りると枯れてきますから、そのままでの越冬は難しいようです。
市販の越冬対策の備えが必要になりますね。でも鉢植えですと家の中に置いていても良いですよね。
日常的に使う為にキッチンに置いている人もいますから。
陽当たりの良い窓の側に水受け用に何かを置いて、その上に鉢を置いておけば収穫もある程度できますから良いかもしれません。
やはり家庭菜園の2年草は鉢植えが良い様ですね。
後書き
素晴らしく効能の良い野菜で、近年はレシピがどんどん増えていますね。
でも少しは問題があります。
アブラムシが出る時がありますね。その時は粘着力が弱めのセロテープや養生テープでツンツンと押し付けてテープに張り付けて駆除します。
若しくはパセリを傷つけない様に霧吹きで勢いよく水を吹きかけて飛ばす方法もあります。
キアゲハの幼虫もつくかもしれませんね。ニンジンによくつきますが物凄い食欲で葉が無くなります。
その場合は割りばしで挟んで潰すか、いやであれば近所の公園で離すか・・・怒られますね。これは止めましょう。
パセリは暑いのが苦手です。風通しの良いところに置き、強い日差しは避けるようにして下さい。
「野菜のお話と効能」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。