庭で家庭菜園を始める時は、狭いなりに工夫しましょう。結構楽しめますよ。
お早うございます。ヒロくんです。
家庭菜園を始めたい。でも何から始めたらいいか分からない。
初めての時は迷いますね。やみくもにやると長続きしませんから、じっくり考えて準備をしましょうね。
お住まいになっている環境で随分変わってきますが、少し考えると色々とあるもんです。お庭でも良いし、そんなに遠く無ければレンタル菜園もありますしね。
それではご一緒に考えていきましょう。
家庭菜園どんなところで出来る
アパートやマンションですとベランダでプランターを利用した野菜作りが出来ますね。
2、3種類の野菜を作って楽しむのも良いものですよ。
市や町が住民を対象にした貸農園もありますが、大体が3年くらいの間隔で再抽選となりますので外れるとガッカリします。最初に確認しましょう。
やっと慣れてきたころですからね。
抽選に当たっても区画が変わります。
前の人が何もしないで雑草だらけにしていると最初からやり直し・・・色々あるようです。
上の画像は私も5年ほど借りた事のある、町で運営している貸農園です。
この農園の向こうに見えるのはマニアがカメラを持って集う新幹線操車場ですよ。
工事現場にある様な簡易トイレもあり、勿論水道もありましたし、物置もあるので道具を置くのにも便利でしたね。
年に2回牛ふん堆肥を運んできてくれます。
それらを合わせて現在は70㎡で5,200円ですが、私が借りた頃はもっと安かった様な気がします。
年間ですからね。安いと言えば安いですね。
長く使える貸農園が増えてきた
「農園ナビ」で検索するとお住まいの県の貸農園が分かりますよ。
最近は郊外での大規模なレンタル菜園も盛んになってきました。ただ、出来ればなるべく近いところが良いですよね。
農家からお借りする
それと農家の人に相談して休耕地を借りるとかもありますね。
私が以前利用させて頂いた畑は、町の議員さんに頼んで探していただきました。かれこれ25年以上使わせて頂きましたね。
紹介してくれた議員さんも加わり結構楽しく野菜作りが出来ました。隣の農家のお爺さんに色々教えて頂いたりして楽しかったです。
終いには、畑にある小屋でビールをご馳走になったりと仲良くさせていただきましたね。お婆さんも交えて本当の親子の様な感じになってしまいました。
そのお爺さんもお婆さんも元気なのに老人ホームに入れられてから、間もなく相次いで亡くなりました。
私もいい年になりましたが、早いものですね。若い頃から腰痛持ちで2、3年前から膝にも影響が出る様になり、広い畑を耕すのが辛くなってきました。
耳もちょっと不自由になりましたが、これは若い時の影響が出ている様です。
愛用の耕運機がガタがきて使えなくなったのを潮時に、広い畑での野菜作りを断念しましたが、野菜作りを続けたい気持ちは変わりません。
それで以前から補助的に使っていた、庭の小さな畑で野菜作りを続ける事としました。
正直言って私の野菜作りはほゞ我流です。若干先ほどのお爺さんに手ほどきを受けましたが根っからの素人に変わりはありません。
でも、経験は35年位ありますから、それなりのウンチクはあります。
少しは何かの参考になると思います。逆に「この方が良いよ」と言う事があればご指導下さい。励みになります。
宜しくお付き合いください。
お庭で家庭菜園
それでは本題に入りますよ。ワクワクしませんか。
お庭を利用した菜園づくりです。
私が家庭菜園を最初に始めたのは庭でした。
その後、町の農園を借りたり、休耕地を借りたりしましたが今でも庭の畑は継続していますよ。
なぜかと言いますと。
なるべく毎日見ていないと困る野菜があります。
キュウリなんですが夏場になる物凄く成長が早くなります。なんと1日に4㎝前後は伸びますからビックリしますよ。
キュウリは25㎝位が食べごろで美味しいですね。
これが家から遠い畑で休日しか行けないとなると大変な事になります。
私は何度も経験しましたが1週間後に収穫に行くとヘチマ級になっています。40㎝近くになったりしますよ。
もう、ちょっと食べる気にはなれません。
と、いうか食べても美味いんでしょうか。
そういう訳で収穫時期になると目が離せない野菜は庭で育てていました。
それに虫食いなんか見つけた時の対応が早くなり、被害を最小限にすることが出来ますね。それで毎年。トマト、キュウリ、ナス、ピーマンは庭で育てています。
こんな訳で庭で野菜を作ると新鮮なものが食べられます。
お昼にサラダを作りたいと思ったら、庭に行って瑞々しいトマトやキュウリを直ぐ採りに行けます。
美味しいですよ採りたては。
さあそれでは畑の準備をしましょうね。
庭で家庭菜園をする場合の畑作りをする際、気を付けた方が良いことがあります。
それをこれから書いて行きますよ。
配水管が無いか調べる。あれば避ける
屋根の雨樋の管が地面まで繋がっていますよね。
そこから雨水が流れたら周りが水びだしになるし、冬は凍って歩けなくなりますからこれはいけませんね。
それで、その管は地中を通って敷地の外に雨水等を排水しています。
そんなに深い位置にはないので、屋根からの雨樋の設置地点の土を少し除けると地下に埋められてある管が見えます。
その延長上に畑の予定地がぶつからないか確認すれば良いだけです。
畑をこの場所にしようと決められたら、取りあえず移植ゴテで軽く地面を掘って下さい。スコップなんかでやると傷つけたり、裂いたりしますから危険です。
図面が残っていれば書かれていると思うのですが、無くした場合もありますので確かめた方が良いです。
狭くても何か所かに分けて小さい畑を作る
庭に色々と物を置かれるお宅もあると思いますが、その為にまとまった畑のスペースが確保できない。
そんな時は邪魔にならないところに小さな畑を3、4か所位に分けてみるのも良いと思いますね。
例えば長さ1m、幅60㎝の畝を2本づつ、畝との間を30㎝取れるスペースを3か所とかですね。畔道というか通り道です。
そういうお宅も結構ありますね。
見せて頂くとトマトとナス、ピーマンを1か所。キュウリとオクラで1か所。
もう1か所は小松菜とかの葉物野菜とカブでした。
連作障害も考えている
同じ野菜を毎年同じ場所に植えると連作障害を起こすので毎年変えているそうです。
3年目に元の場所に戻るから安心。
と、笑っておっしゃっていました。
3ヵ所スペースが取れなかったら2ヵ所でも1か所でも良いじゃないですか。
畝1個分にしても良いんですから。
大きな木の側は駄目ですよ。養分が吸い取られます
柿とか梅とか桜や松。大きい木の地下はその木の根が伸びています。
その近くに畑を作ると良いものが出来ません。何でだろと思いますよね。近くの大きな木の根が畑の養分を吸い取ってしまうからです。
畑の為に木を切るとなると大変ですから、離れた場所にして下さい。
上の画像は私の家の庭です。
右側のは柿の木で、見えませんが左手前に梅の木があります。
結局、色々考えて左奥が畑になりました。
陽当たりが良く風通しが良い場所
もう一つ大事な事がありますね。
それは陽当たりと風通しです。
住宅地等ですと周りのお家の関係で、1日中陽がさすというのは難しいですね。私の庭も殆んどありません。
半日でも大丈夫ですよ。半日以上陽が当たれば十分です。
風通しが良いと、害虫による病気等をある程度は防げますから必須ですね。
まとめ
私も家庭菜園がやりたいと希望される方は年々増え続けていますね。
第一番に考えなくてはいけないのは畑の場所です。
行政等で貸農園が増えていますが、私の地域では数年毎の抽選をしなくてはなりません。
結果外れたり、当たっても違う区画に回されたりと専念して出来ないところが多いです。
手っ取り早いのは自宅の庭か休耕地を貸してもらう事です。
何れにしても準備が必要ですね。
庭であれば
- 配水管のところは避ける
- 大きな木の側は養分を取られる
- 陽当たり、風通しの悪いところ
等に気を付けます。
楽しく場所選びをして下さい。歩く道や物を置く場所とかも確保して下さいね。
「畑づくりに必要な事」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。